【自費出版】終活ブームと自分史を書くコツ・自費出版の講演会について

終活という言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。最近では終活の一環として、自分史を自費出版する人が増えています。終活には大きく分けて2つの目的があります。1つは、身の回りの整理をしておくことで、自分が亡くなった後に遺された家族が困らないようにすることです。

もう1つは、自らの来し方行く末に思いを馳せ、やり残しがないかを確認して最後まで人生を充実させることです。この人生の総まとめを充実させる目的で、これまでの人生を振り返り自分史を書くという方が増えているのです。書いた自分史を自費出版することで、より多くの人に読んでもらえるということも魅力も見逃せません。

ここでは、自分史の書き方、自費出版の記念の講演会の意味、自分史と小説の違いなどについて紹介いたします。

なぜ終活ブームが起きたのか、三大要素は「終活ツアー」「エンディングノート」「自分史」

エンディングノートと生命保険証券

「終活」という言葉は、ここ10年程の間に新しく使われるようになった言葉です。ここ10年で、年金受給開始年齢の引き上げや後期高齢者医療制度が始まりました。

これまでのような「老後」のイメージが崩れ始めた不安と、一大マーケットである団塊の世代の定年退職に伴って、最後の自分探しのニーズに応える形で終活がブームになったと言われています。

この終活ブームの中では主に2つのものが注目されました。1つ目は、終活に関する知識を学び、葬儀場や霊園を見学体験する日帰りのバスツアー「終活ツアー」です。2つ目は、質問に答える形で簡単にこれまでの人生を振り返り、老後や亡くなった後の意思表示をする「エンディングノート」です。

さらに、「自分史」を自費出版すれば、自分や家族以外の多くの人に読んでもらうこともできます。エンディングノートよりも詳しく人生を振り返り、自叙伝や自分史を書くことで、自分自身しか知らないことを記録に残すこともできるのです。

自費出版で読んでもらえる自分史を書く3つのコツ

原稿用紙とペン

日記は現実に即した内容で自分だけが分かればいいものです。そして、小説は他人が面白く読める架空の内容で構いません。

しかし、自分史は現実に即した内容を他人が興味を持って読めることが必要です。せっかく書いた自分史を多くの人に読んでもらうためには少しだけコツが必要となります。詳しく説明していきたいと思います。

1つ目のコツは、読んでもらいたい一番の読者をイメージすることです。奥さんに感謝を伝えたい、子どもに自分の人生を知ってもらいたい、自分史を通して多くの人に伝えたいことがあるなど、一番の読者と目的をイメージすることで文章に統一感が出て、本としてのまとめ方も決まります。

2つ目のコツは、まず人生の節目を全て挙げてみることです。節目を柱に書いていくと分かりやすい構成になります。

3つ目のコツは、自分史を執筆しながら、新しい自分に出会うことです。書くことで過去の出来事や自分自身のあり方について思わぬ発見があるものです。楽しみながら執筆できてとてもおすすめです。

自分史の自費出版前後の、おすすめアクション

自分史をより良いものにし、更に自費出版後多くの人に読んでもらうための、おすすめアクションをご紹介いたします。まず、文章や本としてのまとめ方などを学ぶために、勉強会や塾、サロン、または気になるブログや本の著者のセミナーや出版記念講演会などに参加してみましょう。

これで文章の書き方や本としてのまとめ方をしっかり身につけることができます。

次に、何か得意分野があれば自分でもセミナーを開いてみましょう。同じように自分史を作っている人との共催だと開催しやすく、人脈が広がります。また、縁があればセミナー終了後に参加していた編集者に出版を勧められることもあります。

そして、最後に自分史の自費出版後に「出版記念講演会」を開いてみましょう。自分史を家族だけでなく多くの人に読んでもらうきっかけになりますし、出版記念講演会の参加者から読者の輪が広がったり、出版関係者などとの出会いがあるかもしれません。

自費出版の自分史や小説は終活におすすめ。費用に余裕があれば講演会を開こう

終活における自分史は、「遺された人へのメッセージ」「人生のまとめ」という意味がありますが、自分史を自費出版することで、新しい世界が広がっていく可能性も秘めています。終活は自分に遺された人生の時間をよりよく生きるためのものでもあります。

まずは気楽にエンディングノートなどで人生の振り返りを行い、もう少し深めたいと思ったら自分史を書いてみませんか。そして自分史が書きあがった時「家族よりももう少し多くの人に読んでほしい」そんな気持ちが湧き上がったら自費出版を検討してみて下さい。

自費出版で終活の一環として自伝を書きたいとお考えの方は静山堂出版へ

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