【オリジナル冊子の作成】自伝など製本の要「台割り」と「装丁」について

「本を作ってみたい」と一口に言っても、ずっと小説家になりたかった方、書きためたエッセイを出版したい方、そして、終活をする中で、自分だけの本、つまり自伝などのオリジナル冊子を作成したいと思い始めた方、いろいろな思いがあると思います。せっかくの自分だけのオリジナル冊子です。

満足のいく冊子を作成するためには、どんなことに気を付けて作っていけばいいでしょうか。ここでは、製本をイメージしながら原稿を書くことができる「台割り」という方法の意味・役割と、装丁の選び方、図書コードを付けてオリジナル冊子を流通させたい方へのアドバイスをご紹介いたします。

自伝などオリジナル冊子を作成するための設計図「台割り」の意味と役割

開いた白紙の冊子

「台割り」とは、オリジナル冊子を作成する際の設計図のようなもので、製本したページ数が8ページを超えたら台割りが必要だと言われています。

製本された本を開いた状態をイメージしながらどこにどんな内容が入るのかを決めていく作業です。台割りを作ると途中から書き出すこともできるので原稿の執筆を進めやすくなります。

この台割りを一覧表にまとめたものが「台割り表」です。通し番号、ページ数、ページの内容、用紙、印刷の色(白黒かカラーか)、オプション加工(扉や片袖折りの位置など)を記入してみましょう。

特に紙の本では前後どちらのページと見開きになるのかがとても重要になります。例えば、章を区切る扉があるとページが変わってきますし、写真のアングル、やイラストの向きは見開きの左右どちらのページにくるかによって、まとまりを持たせるのか、広がりを持たせるのかが変わってきます。

オリジナル冊子の製本には装丁も大事!

オリジナル冊子について説明する女性

私達が書店の棚に並んでいる本を手にする時、何が決め手になっているのでしょうか。もちろん、題名や著者名、プロフィール、そして本の帯のキャッチコピーなどを見ています。

さらに、これらの文字情報と同じくらいかそれ以上に、色や絵、図表などが私たちの行動に及ぼす影響は大きいのです。

特に小説は、論文や解説などと異なり、その本全体の雰囲気を味わいながら読み進んでいくものです。小説本の内容と装丁の雰囲気があっていると、作品全体の統一感がでて、読者も小説の世界に入りやすくなります。

一般的なサイズである四六判と新書版は、見た目だけでなく本の読みやすさにも配慮してあるサイズです。四六判は、単行本と同じ、一般的な書籍のサイズです。本格的に仕上げたい方におすすめです。新書版は書店でみる新書と同じサイズです。四六判より一回り小さく、コンパクトで扱いやすいサイズなので、贈り物などにもおすすめです。

例えば、静山堂出版が対応しているのは以下の通りです。

  • 標準仕様

    並製本、見返し付きカバー巻き(サイズ2種類:四六判、新書判)

  • 特別仕様

    上製本、見返し付きカバー巻き(サイズ2種類:四六判、新書判)

自伝などオリジナル冊子の作成をお考えの方は、静山堂出版へご相談ください。

オリジナル冊子の作成 表紙は本の顔!

小説だけでなく、終活の中でオリジナル冊子を作成する時も、表紙は自伝の顔になります。家族や友人があなたのことを思い出すときには、冊子の表紙を同時に思い出すようになるかもしれません。少しでも自分らしい冊子にしたいものです。

もし、自費出版で作成したオリジナル冊子を、流通させて少しでも多くの人に読んでもらいたいと思っているのなら、表紙にはこだわるべきです。「タイトルと表紙」これだけで本は9割の売れ行きが決まるともいわれています。

自費出版ができる出版社には、プロのデザイナーがオリジナルの表紙をデザインしてくれるサービスもありますので、相談してみましょう。流通を目指す場合は、表紙には図書コードを入れる場所を忘れずに決めておきましょう。

オリジナル冊子の作成でポイントとなるのは「台割り」と「表紙」!

これまで「自分の本を作る」などと考えたことがなかった方にとっても、「自分で書いたものを製本し、オリジナル冊子を作成する」そう考えることは、なんだかワクワクすることです。内容や目的が違っても、オリジナル冊子を作成するポイントは共通しています。

最近では文章を書きながら、印刷製本をするとどうなるかのイメージを表示することができるサービスもあります。本をつくる過程を楽しみながら、自伝や作品集など自分だけの本を書いていきましょう。

【静山堂出版】オリジナル冊子の作成・製本に関するよくあるご質問

静山堂出版では、オリジナル冊子作成・製本のサポートサービスをご提供しています。

こちらでは、オリジナル冊子の原稿やデザインに関するよくあるご質問を一部ご紹介いたします。オリジナル冊子の作成・製本に関してご不明な点がございましたら、お気軽にご相談ください。

原稿の量は、最低どのくらいあればよいですか?

テキスト中心の場合は、約2万字 ※(400字詰めの原稿用紙50枚分)程度の文字量が必要です。
※レイアウトやイラスト類の量によって変動します。

写真やイラストは自由に入れられますか?

1冊の書籍に30点まで入れられます。データの形式はJPEG のみとなります。
表紙については、無料で使える写真やイラスト画像をご用意しています。

少部数でも注文できますか?

1部から注文を承ります。印刷会社が母体なので、少部数でも品質の高い書籍をご提供します。

【静山堂出版】オリジナル冊子の作成費用・見積もり表

静山堂出版では、下記の費用にてオリジナル冊子の作成をサポートしています。ページ数や部数によって費用が変わってきますので、ご確認いただいた上でお問い合わせください。また、サイト内にある「かんたん見積もり」では、お見積もり額のシミュレーションができますので、併せてご活用ください。

ページ数 1部 2部 3部 4部 5部 10部 15部 20部 50部 100部
52P ¥15,600 ¥16,700 ¥17,900 ¥19,200 ¥20,300 ¥26,100 ¥32,900 ¥39,400 ¥76,500 ¥134,500
100P ¥15,900 ¥17,200 ¥18,500 ¥20,100 ¥21,400 ¥28,400 ¥36,300 ¥43,900 ¥84,300 ¥153,500
148P ¥16,100 ¥17,700 ¥19,200 ¥21,000 ¥22,500 ¥30,600 ¥39,700 ¥48,400 ¥93,800 ¥162,600

上記金額は消費税を含まない金額です。
ご請求の際は別途お預かりすべき消費税を加算させていただきます。
101部以上、244P 以上の見積りについては別途お問い合わせください。

オリジナル冊子の作成・製本の依頼は静山堂出版へ

会社名 セザックス株式会社
会社名(英語) SEZAX Corporation
TEL 03-6427-4020
代表取締役社長 馬場 明彦
住所 〒146-0091 東京都大田区鵜の木2丁目9−7
メール seizando@sezax.co.jp
URL http://seizandobook.jp/